大ブレイク中!アスコットタイのアスコットって何?
フォーマルウェアの由来やネクタイの結び方、正しい着こなし方など‥
知っておくと便利で楽しい、フォーマルまめ知識のご紹介!
今回はアスコットタイのお話です。
数年前、ウォームビズの提唱により、脚光を浴びることになったアスコットタイですが、
最近ではフォーマルだけではなくカジュアルやビジネスシーンで見かけることも。
「アスコットタイ」と一言で言っても、
その種類はフック型、マフラー型、片剣型など実に様々。
そのことからも、どうやら形の名称ではないことはわかるのですが、
じゃあ、アスコットタイのアスコットって何だろう?
ということで、今回はアスコットタイをご紹介します。
どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。
アスコットタイは新郎タキシードなどに用いられる礼装用のネクタイとしておなじみですが、
元々は結んでピンで留めるのが一般的でした。
スカーフのように巻くタイプも、アスコットタイとして浸透してきました。
アスコットタイの名前の由来は、ご存知の方も多いと思いますが、
英国、アスコット・ヒースの丘にある、英国王室所有の競馬場の名前。
ここまではインターネットでもすぐに見つけられる情報なので、
敢えて言うまでもありません。
今回はノービアノービオらしく、
よりマニアックにアスコットを掘り下げます。
アスコットが競馬場の名前に由来することは冒頭でも触れました。
ここ、日本の競馬場が楕円形ばかりなのに対し、アスコット競馬場は三角形で
1周3000m(東京競馬場は約2000m)という大変立派な競馬場です。
19世紀中ごろ、この競馬場に集まる貴族たちが
モーニングコートにこのタイを合わせた礼装で出席していた事から、
一般にも流行するようになったと言われています。
日本では「蝉型タイ」という呼び名もありますね。
このアスコット競馬場には、3つの区画があるそうですが、
さすが本場というべきか、開催される行事ごとにドレスコードが決まっています。
【ロイヤル・アスコット開催】--------------------------------------------
イギリスでは「ロイヤルミーティング」と呼ばれ、イギリス王室が
毎年6月に主催する競馬開催です。
ロイヤル・エンクロージャー(エンクロージャーは構内という意味です)に
入場される場合は、以下のようなドレスコードになっています。
女性はフォーマルドレスと頭が隠れる帽子を着用すること。
パンツスーツでも構わないそうですが、上下が同じ素材であることが条件だそうです。
男性は、黒またはグレーのモーニングとシルクハットの着用が求められます。
(帽子だけで10万円以上かける方も珍しくないそうです・・・)
男性は、なんと軍服でも良いそうですよ。
このドレスコードに抵触する場合、
ロイヤル・エンクロージャーから退場させられるそうですのでご注意を。
【グランドスタンド・ロイヤル・ミーティング開催】------------------------
伝統的行事のため、最高の装いが必要になります。
男性はジャケットにネクタイまたはスーツの着用。
女性はパンツスーツでも良いそうです。
ジーンズやショートパンツ、トレーナーなどの
カジュアルでの入場はできません。
【ロイヤル・ミーティング開催のプライベート・ボックス】------------------
レースコースを一望できる特等席で、ほとんどの開催日に
借りることができるボックス席ですが、
ロイヤル・ミーティング開催中は
ロイヤル・エンクロージャーのドレスコードを守る必要があります。
特に、会員でない方がボックス席を利用する場合は、
男性はモーニング、ジャケットとネクタイ、またはスーツを着用しているようです。
女性の帽子は自由なようですが、ほとんどの方が帽子を着用しているようです。
こちらもカジュアルでは入場できません。
【シルバーリング】------------------------------------------------------
手頃な値段で利用することができる座席で、
開催内容によっては、パドック見学もできるようです。
こちらには、ドレスコードは特にないようです。
【グランドスタンド】----------------------------------------------------
グランドスタンドでは、ジーンズなどのカジュアルでも良いそうですが、
破れたジーンズなどはNGですよね。
それに、袖のないシャツ(タンクトップなど)も避けて下さいね。
最近では、競馬ファンなど、日本人観光客も、
多くロイヤルアスコットを訪れる事があるそうですが、
「日本の競馬場とは違う」という先入観が先走しるあまり
女性は気合を入れすぎて浮いてしまったり、
男性は昼なのに燕尾服を着てしまった・・・・なんて失敗談も聞くことがありますので、
もし、みなさんが観光でロイヤルアスコットに行かれる際はくれぐれもご注意下さいね。












