復活の兆し。昼の準礼装ディレクターズスーツのお話
フォーマルウェアの由来やネクタイの結び方、正しい着こなし方など‥
知っておくと便利で楽しい、フォーマルまめ知識のご紹介!
一時期、廃れたとも言われていたディレクターズスーツですが、
近年、その人気が高まってきています。
当店でもここ2年ほどでご注文数が飛躍的に伸びている商品です。
新入荷!とお伝えしたものの、それってどういう時、誰が着るの?
という疑問も当然のこと。
ですので、今回はディレクターズスーツがどういうものなのか、
みなさんに知っていただければと思っています。
ディレクターズスーツ(director's suit)の歴史は
第二次大戦前に欧米で流行した重役の執務服が始まりとされています。
つまり、元々は「おエライさんの仕事着」だったのですね
起源はダブルのフォーマルスーツの着こなしに重厚感があり、
モーニングコート(正礼装)に次ぐ、準礼装の格付けとなっていきました。
2006年まで国連事務総長を務めたアナン元・事務総長の
ダブルのスーツの着こなしは世界的に定評がありました。
当店でディレクターズスーツとご紹介している
フォーマルスーツのジャケットにモーニングのパンツ(コールパンツ)を
合わせるスタイルは90年頃から見られるようになったといいます。
その基本コーディネートは以下の通りとされます。
上下は黒の上着にコールパンツ(縦縞のパンツ)
ベストは黒、グレー、オフホワイトとされていますが、
当店ではカラーバランスが美しいグレーのベストをセットにしております。
ネクタイはシルバーやグレー系の結び下げが一般的とされていますが
、
モーニングネクタイをされる方もおられますし、
ブライダルシーンではアスコットタイをされる方も増えていると聞きます。
重役の執務服が起源と聞くと、なんだか難しい服のような気がしますが、
たとえば、入学式卒業式で、校長先生がモーニングコートなら教頭先生、
結婚式で新郎新婦のお父さんがモーニングなら、兄弟や上司の方、
親戚代表でスピーチをされる方など、
ホストやゲストの主賓クラスの方が着られることが多いですね。
そういうことから、これまではご年輩の方が購入されるケースが多かったのですが、
最近では弟さんの式で、そのうち部下の式にも出るだろうし、
と若年層の購入者も増えています
というのも、当店では「黒の上下にコールパンツ、ベスト」を
セットにしておりますので、フォーマルスーツだけでも着用いただけることもあり、
それならばと、あらかじめディレクターズスーツを購入されるようです。
実は自分も一度、ディレクターズスーツを着用したことがあります。
当店のイメージ写真を撮影するために、
社内で模擬結婚式をしたのですが、上司役と参加した際、衣裳として・・・。
それまで、年齢が高くないと似合わないという先入観があったのですが、
実際に着てみると、ビシっと決まって実にかっこいいものでした。
今回ご紹介したようなシーンやお立場で参列される際は
ぜひ一度、ディレクターズスーツを。












