波平もマスオも間違えた?礼服のスソ
フォーマルウェアの由来やネクタイの結び方、正しい着こなし方など‥
知っておくと便利で楽しい、フォーマルまめ知識のご紹介!
なぜ、フォーマルの裾仕上げとサザエさんなのか?
それは劇中に礼服が登場したシーンにヒミツがあります。
まずひとつ目のエピソードはワカメちゃんが、
甲斐甲斐しい女の子になりたいというお話。
結婚式を控えた波平さんの礼服をワカメちゃんがアイロンがけするというシーン。
波平さんの礼服のパンツの裾が明らかにダブルの描写!
エッ!と思って思わず写メを取り、後から確認したので間違いありません。
そして、もうひとつは最近のエピソードですが、
タラちゃんと波平さんが2人で留守番をするという回では、
結婚式に出かけたマスオさんとサザエさんが心配になって
家に電話をするというシーン。
ここでも、マスオさんの礼服の裾がダブルで描かれていました‥。
「スーツの上着がダブルだったらパンツの裾もダブル」
かつては日本ではこういう流れがありましたが、これは間違い。
ダブルの裾上げの発祥が、雨で汚れるのを避けるために折り曲げたという説が有力だけに、
カジュアル感も出てしまい、冠婚葬祭のフォーマルの場にはふさわしいとは言えません。
また、お悔みごとでは「不幸が重なる(ダブル)」ということで嫌われる傾向にもあります。
必ずシングル仕上げにすることを覚えておいていただければ幸いです。
小さい頃、本やテレビで見たもののすり込みって意外と強く残り、
大人になってから「違ったのか!」と思うことも少なくありません。
そういう間違いを防ぐためにも、
アニメやドラマの製作現場場でも、時代考証や資料集めには頑張ってもらいたいですね。












